難経「第六十七難」五臓の募穴が陰であり、兪穴が陽であることの意義を論ずる
「五臓の募穴は陰に属する胸腹部にあり、五臓の兪穴は陽に属する腰背部にあるが、これはどうしてか?」
・陰性の病証では、その病の気が陽分の兪穴に行き、陽性の病証では、その病の気が陰分の募穴に行く。
したがって募穴はすべて陰分にあって陽病を主治し、兪穴はすべて陽分にあって陰病を主治するのである。
「五臓の募穴は陰に属する胸腹部にあり、五臓の兪穴は陽に属する腰背部にあるが、これはどうしてか?」
・陰性の病証では、その病の気が陽分の兪穴に行き、陽性の病証では、その病の気が陰分の募穴に行く。
したがって募穴はすべて陰分にあって陽病を主治し、兪穴はすべて陽分にあって陰病を主治するのである。