霊枢「寿夭剛柔篇」
陰陽の法則を理解すれば刺鍼法を運用することができます。
同時に発病の経過を了解していれば、用鍼の選択ができます。
感情の変化は、多くは内側の蔵気を傷害
風邪が多くは外表の肉体を傷害し、直接に筋脈を傷ったときは筋脈にも病変があらわれる
病んで9日のものは3回の治療で治ります(3日おき)1ヶ月経過したものは10回の治療で治ります。
慢性化し癒えがたい場合は血絡を子細に観察して瘀血を全部排除します。
外形が先に病んだ場合の鍼治の回数は半減
内蔵が先に病んだ場合の鍼治の回数は倍
外形と正気とが釣り合っていれば長命(逆は短命)
皮膚と肌肉が釣り合っていれば長命(逆は短命)
血気経絡が強盛で外形に勝っていれば長命(逆は短命)