2020年8月12日 / 最終更新日時 : 2021年5月24日 こはねさん 難経 難経「第四十九難」正経が自ら病む場合と、五邪に犯されて病む場合との区別を論ずる 「正経が自ら病む場合と、五邪に傷られて病む場合とあるが、どのように区別するのか?」 ・憂愁思慮が過度であると心が傷害される。身体が外は寒冷により内は冷飲によって冷えると肺が傷害される。怒りがひどく、気が逆上して下らないと […]
2020年8月11日 / 最終更新日時 : 2020年7月23日 こはねさん 難経 難経「第四十八難」三虚三実を論ずる 「人の病には三虚三実があるというが、これはどういう意味か?」 第一は脈象であり、第二は疾病の虚実、第三は診察所見の虚実である。いわゆる脈象とは、柔らかい脈は虚に属し、緊張して堅い脈は実に属する。病の虚実とは、伝変からいう […]
2020年8月11日 / 最終更新日時 : 2020年7月23日 こはねさん 難経 難経「第四十七難」顔面部だけが寒さに耐えられる原理について論ずる 「人の顔面だけが寒さに耐えられるのはどうしてか?」 ・人の頭部は手足の三陽経が集まる場所である。手足の三陰経はすべて頸あるいは胸中に至って還っているが、ただ手足の三陽経のみが上行して頭部に至っている。それゆえ人の顔面部は […]
2020年8月10日 / 最終更新日時 : 2020年7月23日 こはねさん 難経 難経「第四十六難」老若により、睡眠と覚醒が異なる原因を論ずる 「老人は睡眠時間にも熟睡できないが、若い人は熟睡して容易に醒めない、これはなぜか?」 ・医学経典には以下のように述べている。若い人は血気が盛んで、肌肉は潤沢であり、気道はよく通り、営衛の循環はよく調整されている。それゆえ […]
2020年8月8日 / 最終更新日時 : 2020年7月23日 こはねさん 難経 難経「第四十五難」八会を論ずる 「医学経典で述べている八会とはなにか?」 ・六腑の気が聚り会する所は太倉穴(中脘)であり五臓の気が聚り会する所は章門穴であり筋が聚り会する所は陽陵泉穴であり髄が聚り会する所は絶骨穴であり血が聚り会する所は膈兪穴であり骨が […]